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 2019.11.28 | アップルライン,くまさん,くまちゃん,ゴンちゃん,りんご農園,台風19号,日めくりゴンちゃん,赤鬼ゴンちゃん,避難所,飯島農園,

ゴンちゃん再び長野市を訪れました。(11/23)

10月31日以来再び、台風19号による被災からの復興中の長野市を訪れました。

被災から一ヶ月以上が経ちましたが、避難所の様子は3週間前とほぼ変わり無い様子に、胸がつまる思いでした。

ただ、ご自宅の整理がつき始めたり、仮設住宅の完成も間近となり、引越し準備をする方々も増えてきたとのことでした。


今回は、避難所だけでなく、りんご農園が多く集中する、アップルラインと呼ばれる国道沿いも訪ねてきました。

このあたりは、ちょうど千曲川の決壊付近であり、多くの農園の木々は、完全に浸水してしまうという、大きな被害にあいました。
道沿いから河川敷に広がる、広大な農園群では、水没のため破棄するしかないりんごが、収穫されぬままたわわに木に実っている姿に、涙がこぼれます。

これまで一生懸命に育て実ってくれた、我が子のようなりんごたちが、赤く熟してくれたにもかかわらず、破棄せざるを得ない。そんな現実を、農家の人たちがどのように感じていらっしゃるのか、想像に余りあります。

 

 

 

 

 

 

 

その中で、営業を再開しているりんご直売所(飯島農園)がありました。お話を伺うと、アップルラインの端に位置する、その飯島農園さんでは、ごく一部のりんごの木は、木の根元だけの水没ですみ、収穫が可能だったそうです。それでも大半のりんごの木は、全没し、そこのお母さんは、辛くてまだ現場を見にも行けないとのことでした。

あれだけの被害の中で、最悪の難を逃れることができた貴重なりんごたち。

「表面は少し砂っぽいけど、きれいに洗って食べて。最高に美味しいから!」

元気にゴンちゃんに話しかけてくれた、飯島農園のお母さんとお姉さん。皆さんに元気と笑顔とお届けしたくて訪ねたつもりが、すっかりこちらが元気とパワーをいただいてしまいました。

お姉さんのおっしゃる通り、たくさんの農家の方々の思いが詰まった奇跡のりんごは、香り豊かで最高に美味しかったです!

これからは、整理のために発生した、大量の粗大ごみの始末も大きな問題になってくるでしょう。
それでも、被災地の皆さんと、県内外からの多くの労力と知恵の協力で、また必ず美しいアップルラインが復活するに違いありません!

 

これからも、一人でも多くの人が笑顔で溢れる社会になるよう活動していきたいと思います。今後とも、応援よろしくお願いいたします☆

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